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ゼファー400のブレーキ修理

ブレーキのひきずりの修理です。 乗ってない期間にブレーキがひきずりだしたということでの修理です。

キャリパーを分解して、ピストンを新品と比べてみました。

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少々のサビなら落とせるのですが、今回はサビがひどいので交換です。左2つが新品です。

大きい方のピストンはキャリパー内と外に収まっていた境目がハッキリわかりますね。

このサビがピストンが戻らなくなる、引きずりの原因になってしまいます。

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キャリパー内側の画像です。ブレーキフルードが結晶化しちゃっていますね。

全て取り除いて、シールも交換します。 シールの溝に入っているカスを取り除くのがけっこう手間がかかります。

今回は目視でわかるくらいシールが伸びてしまってました。

 

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レバーの動きも悪かったので、マスターもオーバーホールです。

画像はブレーキレバーを引くと押し込まれる部品です。

キャリパーのシールも伸び伸びでしたしシリンダーセットも交換してしまいます。

ブーツもボロボロです。新品と比べてみたらわかりますが、伸び伸びですね。

シリンダーセットはカップシール(シリンダーセットのゴム部分)だけの注文はできなくてアッシー(一体)での販売になります。

カップシールを入れる時にシールを痛めてブレーキが利かなくなるリスクをメーカーが嫌うからではないかと思っています。

 

今回の修理は時間がかかる部類のオーバーホールでした。

普通に乗っている人でも車体が古く、ノーメンテの人はブレーキ内部はけっこう悪い状態ということもあるので気を付けてくださいね。

 

 

自家塗装を落とそう

本日はスプレー缶で自家塗装されたカブの塗装を落とす作業です。すごく地味で根気が必要です。

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紺色のカブが水色に、、、、。あまり色は変わらないのに、、。しかも中途半端にまだら模様。

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剥離剤を使ってしまうと純正の塗装まで痛んでしまうのでコンパウンドで根気よく塗装を薄く削っています。

 

30分後 ↓↓↓

 

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テールの部分だけ落とすことができました。 反対側、スイングアーム、フォーク等々は残っているので先は非常に長いです。

平面だとポリッシャーという手もあるのですが、凹凸があると難しいです。

手で落とす形ですが、腕だけ動かしていてもアセがダラダラになって30分でこれだけです。

 

フカしまくった車体のクラッチ

今回は盗難されて発見されてバイクのクラッチの紹介です。

VT系エンジンのクラッチです。

始動後、ギアを入れてクラッチをつないでも全く動かないという症状でした。盗難戻りということでしたし、クラッチを外してみました。

クラッチASSY

パッと見は問題ないようみ見えますが、、、

 

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何かのカスがたまっています。

 

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フリクションプレートを見ると、左側のプレートのように完全にコルク部分がなくなってしまっているプレートもあります。コルクが削れたカスがたまっていました。こんなの初めてみました、、、、。

 

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極め付けがこのクラッチハウジングとクラッチセンターの異常摩耗。焼き付きも起こしています。こんなにガッツリ摩耗していたらクラッチ操作も意味を成しません。

凹部分をヤスリで平面に修正するとかの問題ではありませんね。ゴッソリ交換が必要です。

半クラでフカしまくっていたのが容易に想像できます。

 

通常だと部品代だけで3万は超える修理になります。工賃もけっこうかかります。

盗難されてしまうと外見がボロボロになって帰ってくることも多いですが、中のダメージもあるという例でした。

 

 

 

 

 

 

ディオ エンジン取り車

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今日は4スト空冷ディオの事故車のエンジン下ろす作業です。 フレームまで曲がってしまっている状態です。

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こんなにフロントフォーク曲がってしまっていました。

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フロントフォークを取り付けるネック部分の下穴がパッとみて分かるくらい広がってしまっています。50ccの事故では少ない部類です。 乗っていた人がほぼ無傷なのが不思議です。
走行距離の少ないエンジンなのでエンジンのみストックしておきます。

廃タイヤ  業者持ち込み

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 100kg程度タイヤを業者に持ち込みました。 数にして40本程度でしょうか。 有料で処分します。 タイヤは適正に処理しましたという証拠のような意味で上記画像のマニフェストという書類をもらいます。(政権公約ではありません) 廃タイヤが環境に与える影響が大きいからでしょう。不法投棄する輩も多かったですし。 野積みにされたタイヤは一時期よくワイドショーに出て社会問題になりましたね。 一旦火事にでもなれば数日は燃え続けますし。水がたまりボウフラが湧いて近隣の住民の方の迷惑にもなります。 2年半前に施行された新しい法律です。 この書類は5年間の保管義務があります。 引き取られたタイヤはチップ状にするコンベアーに乗せられていっていたので燃やして熱利用のようです。  詳細は   一般社団法人 日本自動車タイヤ協会  http://www.jatma.or.jp/environment/report01.html