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ホンダ トゥデイFI車の車体番号の位置 

ホンダ・トゥデイ FI車の車体番号(フレームナンバー)の位置の記事です。廃車手続きや譲渡の際の譲渡証明書への記入の際にお役立てください。

自賠責保険にも記載されていますが、間違えていることもあるので目視で確認することをお勧めします。

刻印をレーザーによる点の連続で表現しているため『3』と『6』などがちょっと分かりずらかったりします。

まれに誤ってエンジン番号で登録されている方もおられます。間違いの無いように読み取ってください。

 

 

 

バイクにまたがって右側(マフラー側)のマフラーエキパイ上のフレームに刻印されています。

 

かがみこんでエンジンに頭を近づけて読み取る形になります。

乗車直後のマフラーが熱いときに見ることはお勧めしません。

 

外側から見るとこの位置にあります。

刻印の方向が読みやすい方向とは逆になっていて読み取りずらいです。

フレームが鉄なため海辺の近くや長期放置の場合はサビて読み取れないことも増えてしまっています。

参考にしてくだい。

 

 

 

ホイールを回すとガラガラと異音がするスクーターの分解【整備編】

本日はエンジンの異音のあるアクシスの整備をしました。

結果、ダメでした、、、、。

リアホイールを回して異音があるので、ヤマハのスクーターでよくあるファイナルギアのベアリングと当てを付けてバラしました。

↑画像はギアを分解して掃除した後ですが、カバーを開くとケースが削れた粉やベアリングの破片がボロボロとできてきました。

掃除が非常に大変でした。

 

 

もうひどい状況です。

ベアリングの外輪だけ残っている状態でした。

乗ってた人は乗車中にリアタイヤがロックして吹っ飛ぶ可能性がある非常に危険な状態です。

 

一応外してみるか、、、。

 

外れました。

シャフトが暴れてケースがかなり削れていました。

ここまでやりましたが、クランクケースの交換が必要です。エンジンはダメですね、、、、。残念。

通常エンジントラブルがあった場合はバイクは『止まる』『動かない』『挙動がおかしい』という症状ですが、クラッチから先のファイナルギアの場合は異音という前兆があるものの『リアタイヤがロックする』という可能性もあるので神経質になる箇所です。整備の安全マージンをしっかりとっておく箇所ですね。

 

 

スクーター、ホイールベアリングの交換【整備編】

バイクのホイールにはベアリング(軸受け)という物が付いていて、軸を安定させて回転を抵抗なくスムーズにする物が付いています。

ベアリングには色々なタイプがありますが、スズキ製スクーターのフロントホイールは水が入るとすぐにダメになるベアリングを使用してあって(メリットもあります)、防水シールやメーターワイヤーのゴム部が劣化して雨水などが入るとバイクを動かしてなくてもダメになってしまいます。

この日はそうなった車体の整備をしました。

ちなみに、大手ナップスさんではこの作業は6050円~となっています。

 

ホイールを外して、専用の工具でベアリングを外します。

 

1つのホイールに2つ付いているベアリングが外れました。

新しいベアリング

新しいベアリングを入れていきます。

圧入といって、専用工具を使って叩いて入れていきます。

ベアリングを入れ終わりました。

最後に新しいシールを取り付けます。

新しいシールを入れました。これで完了です。

本当に良くダメになるベアリングです。

ドラム内もサビていたのでそれもペーパーを当てて取りました。

こんな感じで放置しているだけでホイール一つとっても直すとなると、結構な手間がかかります。

 

 

ブレーキが効かなくなったバイクの修理(整備編)

ストリートマジックとうスクーターのブレーキの修理をしました。

ブレーキフルードは塗装を痛める可能性があるのでウェスで覆っています。

こんな感じでブレーキレバーを握っても抵抗がなくスカスカで何の抵抗もなくグリップに当たってしまような状態でした。

マスターシリンダーを開いたら、ブレーキフルードのかわりに何と墨汁が入っていました、、、、、、、。

というのは冗談で完全に劣化して真っ黒な状態のブレーキフルードが入っていました。ここまでの状態のは珍しいです。茶色はよくありますが、真っ黒はレアです。

ブレーキフルードは吸水性があるので、それが理由で圧力がでない可能性が考えられます。ブレーキ全体の状態を確認するにもまずはブレーキフルードの交換が必要です。

ということで、下から抜いて上から足して交換していきます。

ブレーキフルードを交換して無事にレバーを握って抵抗が出るようになりました!

しかしブレーキを引きずっています、、、、。引きずりというのはブレーキを握ってレバーから手を離してもブレーキが少し効いたような状態になることです。

予想していましたが、、、。

ということで、キャリパーを外して分間洗浄、必要ならシール交換をしてブレーキフルードを入れながらエア抜き、というまた同じような作業が必要です。

長期不動車というのは非常に手間がかかります。

部品取りしたバイク・需要のないバイクの処分

この日は近所のスクラップ屋さんにバイクを持ち込みました。

使える部品を取り外したバイクはスクラップになります。

残念ながら、状態が悪かったりして取れる部品が無くて尚且つ海外にも需要がない車種は、引き取ってもそのままスクラップになることもあります。

画像の先頭に乗っているタクトがそうですね。

全ての車体においてバッテリー・オイル・ガソリンを抜く必要があって、相応の手間はかかります。

今回はガソリンが腐ってなかったので、まだよかったです。腐ったガソリンはすごい悪臭を放っていて服にも臭いが移ってしまうので。

当店の持ち込んでいるスクラップ屋さんではタイヤ・プラスチック・その他の鉄という風に人の手で分別していきます。

鉄スクラップの金額は市況で上下します。この時点では比較的高くて分別をこちらでする必要がありませんが、市況が悪くなるとその分解&分別をこちらでやらなくてはいけなくなります。

このままの価格が続けばいいなぁ、、、。