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ディオ エンジン取り車

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今日は4スト空冷ディオの事故車のエンジン下ろす作業です。 フレームまで曲がってしまっている状態です。

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こんなにフロントフォーク曲がってしまっていました。

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フロントフォークを取り付けるネック部分の下穴がパッとみて分かるくらい広がってしまっています。50ccの事故では少ない部類です。 乗っていた人がほぼ無傷なのが不思議です。
走行距離の少ないエンジンなのでエンジンのみストックしておきます。

廃タイヤ  業者持ち込み

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 100kg程度タイヤを業者に持ち込みました。 数にして40本程度でしょうか。 有料で処分します。 タイヤは適正に処理しましたという証拠のような意味で上記画像のマニフェストという書類をもらいます。(政権公約ではありません) 廃タイヤが環境に与える影響が大きいからでしょう。不法投棄する輩も多かったですし。 野積みにされたタイヤは一時期よくワイドショーに出て社会問題になりましたね。 一旦火事にでもなれば数日は燃え続けますし。水がたまりボウフラが湧いて近隣の住民の方の迷惑にもなります。 2年半前に施行された新しい法律です。 この書類は5年間の保管義務があります。 引き取られたタイヤはチップ状にするコンベアーに乗せられていっていたので燃やして熱利用のようです。  詳細は   一般社団法人 日本自動車タイヤ協会  http://www.jatma.or.jp/environment/report01.html

プラスチック 業者持ち込み

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 解体したバイクのカウル類がたまってきたので業者へ持ち込みに行きました。
 (もちろん、これからロープできちんと結んで走行中落下しないようにします)
 燃えるゴミでも事業者用ゴミはゴミ袋が違うように、一般家庭から出るプラスティックと事業者から出るプラスティックは扱いが扱いが異なります。

トゥデイの事故車  分解作業

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正面からぶつかっている事故車です。  スズキのジェンマ250みたいにストレッチしてますね、、、。 トゥデイジェンマ、、。
分解作業を行います。 プラスチック、バッテリー、それから再利用できるエンジンをおろします。

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30分程度で分解作業がほぼ終わりました。後はタイヤを外したり、リアフェンダー外すくらいです。
鉄、プラスティック、バッテリー、廃タイヤ それぞれ別々の業者に引き取られていきます。
エンジンのみ残る感じです。

プラスチック業者さんはさらにPP(ポリプロピレン)やABS、AES樹脂に分けていきます。  色がついているのがABSやAES樹脂でリアフェンダーやインナーがPPです。
実は全てのカウルの裏に種類が書いています。

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ノーメンテなブレーキ 鉄パッド通過~

ディスクブレーキのバイクに乗っている方はパッドの消耗はきちんと見ておきましょう。今回はパットを交換しなかったらどうなるかという究極形です。

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パット自体はとっくになくなりベースの鉄すら無くなっています。 10年以上バイク見ていますが、ここまでのものは初めてみました、、、、。 命の危険がありますね。
 
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 鉄パットを通り過ぎてピストンでディスク直押しになっています。ディスクもペラッペラでした。  ピストンが出切ってしまってフルードがもれて、突然ブレーキがきかなくなる寸前の状態ですね。。。