切れた、破れたスクーターのシートの張り替え方法
いたずらや劣化、転倒などでシートが破れたことはありませんか?
今日はシートの張り替えの方法を紹介してみたいと思います。
そんなに多くの工具もひつようありませんし、張り替えに一度失敗しても何度もやり直すことができます。
特にメーカーでシートの皮だけで部品注文ができず、ベース付のシート丸ごとの注文になってしまい
高額になってしまうような車種の方にはお勧めです。
必要になる工具です。
DIYだとタッカーをわざわざ買うのかー と思うかもしれませんが、
写真のストレートの製品はアマゾンでも1500円程度(現時点で)で買うことができます。
エアタッカーでなくともこれで十分です。
まずは破れている皮を取り外します。
アイスピックの先が曲がっているL字型に曲がっているような工具がおすすめです。
針の数が多いので全ての針を途中まで浮き上がらせます。
抜くのはプライヤーで抜きます。
針が抜けました。
かぶさっているシートの皮をとります。スポンジは汚いですね。 皮とスポンジの間にビニールが入っていないタイプはこうなり易いです。
そして、シートの皮を張っていきます。まずは前後をとめます。いきなりココが重要なポイントになります。
うまく真ん中がとれていないと皮が足りなくなったりおかしなことになります。
しっかり引っ張って止めるのがコツです。
初めての方は純正タイプの部品メーカー、NTB社製だとセンターのマークがついており、張り易いですよ。
初めてだと写真のようにアールの部分にシワが入りやすいです。
シワが入っても針を抜いてまたやり直せばいいんです。
比べてみると違いますね。シワが入ってしまうと伸び伸びシートを被せただけにみえちゃいますもんね、、、。
裏からアール部分をこんな感じで留めるとシワがはいりません。この辺りは慣れですね。
シートが張れたら余っている部分をカッターでカットしてます。
カットしてしまうとやり直しが利きにくいのでパイピングや縫い目がある場合は左右対称がよく見比べてからカットしましょうね。
ジャーン!! できました。所要時間は20分くらいです。
ショップに頼むと通常だと7000円~ って感じでしょうか。
工具代金を入れてもけっこう安くできちゃいますよ。