事故修理への部品活用の例
2024年3月14日
この日は事故車の修理を実施しました。
保険会社さんとの確認なども終わって修理に入りました。
こんな感じでフロントフォークというフロントホイールを支えている部分が内側に事故の衝撃で入り込んでしまっています。
フレームの測定を他の正常車両と比較して曲がりがないことを確認してから作業に入ります。
正面から見るとこんな感じです。
ハンドルは真っすぐ向いているのにタイヤは別の方向を向いています。
ホイールも歪んじゃっていました。
修理していきます。
フォークを取り外した所です。
(この時期は春らしくポカポカ陽気で気持ちよかったので外で作業することにしました。)
↑取り外したフォークの比較画像です。
ここで中古部品の登場です。
上画像の左側のフォークが事故車の物、右側が回収車両から解体して保管していた物になります。
新品の部品をステムとサスなど諸々の部品を純正新品で購入すると部品代だけで25000円近くしてしまいます。
回収させてもらった車体のフォークなどを利用することによって、中古了解の方には大幅にお安くできます。
今回の依頼者様も中古で大丈夫です。とのことだったので、フロントホイールも含めて中古を取り付けました。
修理が完了しました。(青いのは小傷防止のフィルムを張っています。)
全て新品だったら高額になって修理自体されていなかったと思います。事実、保険会社さんとのお話し合いでは全損扱いでした。
バイクもそのままスクラップになっているところでした。
こんな感じで解体された部品は有用に利用致します!
当店、バイク回収専門というわけではありませんので、事故見積もりや修理対応も行っております。いつでもお問い合わせください。